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充電復帰から2シリーズ目の作品です。只今乾燥中。
もう随分前から「陶板を作ってみれば?」と言われていました。
でも、「絵付け表現がいまいち私にはしっくりいかないな〜。」と思っていて、
さらに、最近の私の表現をそのまま使える方法は無いかな〜。
と、思っていた所に思いついたのがこれ。

ただ、ボリーム感をもちつつ、装飾陶板なので軽量化を
目指さなくてはいけないので、それをどうするかで試行錯誤していました。

少しデコラティブなモノを作って遊びたい気分だったので、
そういう意味では用途の無い作品だけに、けっこう楽しんで作ってます。
どちらにせよ、用途のあるモノを作る際には、
こういう事するにも制限が出ちゃうので、
休養開けには何の制限も無く、作りたいもの作った方が
体調にも良いです。

実は充電期間中、約17年ぶり(受験以来)に、絵の具を使って
真面目に絵を描いてみました。たった1枚でしたがとても新鮮な思いでした。

昔は受験の為に、ポスターカラーだのアクリル絵の具だの
山ほど持っていましたが、今はもう無いので、
とりあえず、ぺんてるの12色の水彩絵の具を近所の店で買って
その日1日かけて、もの凄い集中して描きました。

その時の私には、そうする事がとても大事な事だったんです。

基本的にいつも制作してる時は楽しいのですが
この時はまたちょっと違う意味で楽しさを味わいました。

「あ〜、こんな気持ちで出来る事、陶に映してやってもいいよね〜。」
そんな気持ちが、このシリーズのキッカケだったかも知れません。
もうちょっと作り続けて、楽しみたいと思います。

ちなみに、ウサギは初めて作りました。
バクばっかり作ってたもんで・・・。
リンちゃん元気です。_f0060262_19264255.jpg

旧ブログ「リンのお散歩日記」の時より御覧の皆さんにはお馴染みですが、
愛犬リンちゃんの近況報告をしていませんでしたので、
報告することにします。 リンちゃんどうぞ!

「こんにちは、リンです。元気にしてます。今迄のお家はご主人様の
アトリエのみとなったので、今はご主人様と一緒にアトリエに通で行っています。
お家はというと、ご主人様の充電をキッカケに、
ご主人様の父母の家に引っ越してきました。
リンにとってはジイとバアの家です。なのでリンはすっかりマゴです。
マゴ生活は最高です。
ただ、悲しかった事はジイとバアの家にもともといたワンコのモネちゃんが
2月に天国に行ってしまいました。リンも一緒に看病しました。
モネちゃんからは新しいお家で暮らす術をいっぱい教えてもらいました。
野菜が苦手でしたが、野菜が食べれる様になりました。
昼寝のしごこちが良いので、散歩が面倒くさくなりました。
おわり。」

以上、リンちゃん報告でした。
春色の作品_f0060262_2354292.jpg

今日は日頃お世話になっている、画家であり造形家さとうその子さんの個展に
麻布十番まで行ってきました。
途中、以前お世話になった南青山のPIGA画廊さんが、
今月をもって閉廊ということで、そちらにもちょっと顔を出してから、麻布十番へ。

久しぶりの麻布十番。
でも、以前行った時は仕事からみだったので、何日か通っても散歩もせず。
だから、あんなに話題になってる商店街なのにちゃんと見てない私。

まずはギャラリーへ。
写真でもお分かりの様に、春らしい色の作品がいっぱいでした。
ちょっとお花見に来た様な気分になった私です。
そんな会場の一角に、かわいらしい集団がいました。↓
春色の作品_f0060262_052688.jpg

これも、その子さんの作品。
その子さんの作品は、とっても楽しんで作っているのが伝わり、
ウキウキしてきます。ご主人のBONZE先生も同様ですが、
楽しみを表現する達人だな〜。と、いつも感じます。

時々ものすごい心配性でクヨクヨしちゃう事がある私。反省です。
おおらかにいきたいものです。目標。

ただ、そんな話しをポロッとこぼすと、
「まだ若いんだから、いろいろ悩んでいいの!この年になればわかる!。」
と、友人からよく言われる私。
たしかに、そう言ってのけるたくましい友人は皆、
私と同じ年のお子さんがいたりする母に近い年のお姉様達。

普段は年齢の事など気にしたことなく、お付き合いさせて頂いているのですが
母と近い世代と思うと、言葉に重みがあり、納得です。

彼女達のように、良い年の重ね方をしたいな〜。
昨日は、魚の話しばかりしていましたが、アートな仕事で行ったのでちゃんと
陶芸家らしくアートなものも見てきましたので、今日はそっちの報告をします。
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実は伊豆に直行したのではなく、彫刻家(故)藤原吉志子さんの作品展がみたくて、
朝一で鎌倉に立ち寄ったのでした。
藤原さんの作品を紹介してくれたのは銅板造形作家のBONZE先生でした。
「きっと、君の大好きな世界があるから見てきたら良いよ!」
と言われ、向かう方向も同じ事もあり会場に立ち寄りました。

言われたとうり、私のツボに的中な作品達。
私が制作する時は「物語を読み解く様に制作する。」
というのが目標なのですが、藤原さんの作品はとても文学的で
なんか温かい感じがして、とても元気な気分になりました。
朝の一時、ご機嫌気分そのままに伊豆に向かい湘南沿いを走りました。

伊豆高原には沢山の美術館があります。
公設のものから私設のものまで様々です。
その中で、今回一番行きたかった場所
「アフリカン・アート・ギャラリー」に行ってきました。
ここは友人からもお勧め情報をきいていて、サイトを検索すると
またこれがカッコイイHP。期待大!

森の中、ひっそりとオシャレな建物のギャラリーは中の展示空間も
シャレていて、ディスプレーもパーフェクト♡
アフリカの大地で生まれた大らかで力強い魂の作品がじっくり楽しめました。

館主さんと少しお話をしたところ、
「お土産として売る目的のものでなく、大多数が神事に使う目的のものを
ゆったりのんびり作っているので、媚びた感じがしないですよね。」
と、おっしゃる言葉に納得。
こういう精神、見習わなければなりません。自分を励まし、そして反省。

帰りに館長さんが手掛けた本と、アフリカの写真のカレンダーをゲット。
「4月にカレンダー?」実はこれ、チャリティーになるんだそうです。
本当は1500円でしたがもう4月なので500円に値下げされてました。

でもね、500円でカレンダー買うと、ブルキナファソという国に、
苗木が3本植えられるそうで、先日エコ番組でブルキナファソを見たばかりの私。
中の写真も素敵だったので、この「緑のサヘル」という活動にちょっと協力。

帰りにここも行きたかった所、「アンモナイト博物館」に立ち寄りました。
ここの館内もオシャレです。
国内外の貴重なアンモナイトの化石や琥珀のコレクションが沢山見れます。
館長さん自らが発掘者なので、化石マニアにはかなりハマる場所です。
モジュール(化石が入っている石)を割って、発掘体験も出来るようですが、
ここの館長さんは、常にその作業を自らやってて、
体験は良い意味でオマケみたいな感じです。

アンモナイト好きの私、ここでも館長さんとしばしお喋り。
私はお守りとして時々琥珀を身につけているのですが、
その中に虫が入っていて、その虫が何だろう?という話しから始まって、
オウムガイとアンモナイトの違いとか、などなど。

モジュールを割りながら相手をして下さった館長さん、
帰り際に、発掘したての小さなアンモナイトをさしだして、
「良かったら持っていって。」 ちょっとラッキー。ちいちゃいアンモナイトこれ↓
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一人旅の御馳走。訪れた場所場所でのちょっとした会話。
ご縁あって6日迄伊豆高原ギャラリーZEROさんにて
「森の動物展」に参加させて頂いてました。
そして7日が搬出日。
実は偶然にもギャラリーZEROさんのすぐそばで、
私が学生時代にアルバイトでお世話になっていたフレンチレストランの
シェフが御家族で伊豆に移住されて、腕を振るっている
オーベルジュがある事を知り、かれこれ13年ぶりにお会いする楽しみも
持ちながら春の伊豆高原に休暇も兼ねて行ってきました。

13年ぶりにお会いしたにも関わらず、お互いあまり見かけの印象も変わらず、
懐かしい話しはするものの、そんなに時間が経過していた感じは一つも無し。
一つ以前と違う事と言えば、ステキな奥様と版で押した様にソックリな
お子さん(女の子です)がいらっしゃる事かしら?

夜遅く迄、話しは尽きずにいたにもかかわらず、
次の朝、早朝の魚の買い出しに誘って頂き、
こんなチャンスは滅多に無いので朝4時半に起床、
5時半に出発という強行軍で北川の港に行きました。
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早朝の港。近づくこの舟↑の定置網漁の魚をゲットします。
港に舟が着き、今朝の水揚の魚の入った大きないけす箱が
フォークリフトで運ばれてくると、まずは昔なじみの常連さんが
この様な光景を見せてくれます。↓
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魚のバーゲン会場です。オジサン、オバサンが、
自分のカゴに魚を放り投げて入れていきます。
スゴイ迫力です。
このバーゲンいけすの中はというと、こんなかんじ↓。
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そしてシェフも魚を買いました。
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この段階では値段は種類に限らず目方で決まるようです。
なんだかアバウトでおもしろい。
この日は水揚量は少々少なかったようですが、私の見た限りでは
桜鯛、鯖、ホウボウ、ヒラメ、ウマズラハギ、イトヨリ、マイワシ、ウルメイワシ、イカ
などが入っていた様子。

ビジュアル的にはウマズラハギが大好きな私。
テイスト的には鯖が大好きな私。大満足。

そしてこの日、鯖のお刺身を頂きました。
まずめったに食べれませんよ。鯖の刺身!
身が締まっていて超ウマ♡
しあわせ〜。

シェフが腕を振るうオーベルジュのサイトへは、
私のアトリエのサイトのリンクのページより
ジャンプしてみて下さいな〜。

つづく・・・・・。