窯焚きの準備
もう個人で窯をもって、かれこれ17年くらいになるのですが
あいかわらず、本焼き前の窯詰め準備が苦手です。
(つまり釉薬かけね。)
苦手という言葉はちょっとちがうかな。
一番疲れます!というのが正しいでしょうか。
作陶している分には、色々な技法があるのですが、
基本的には、作る!がメインです。
でも、釉薬をかける作業って
1 サンドペーパーをかける
2 水拭いをする
3 撥水材をかける
4 諸々、完成への効果的な仕上げ処理
5 釉薬を調節する
6 形に合う方法で釉薬をかける
7 諸々修正する
8 高台をきれいにする
などなどなど
その間、使用する様々な道具と容器大小大小大小
洗い物洗い物洗い物洗い物
完成に向かって全く異なる作業が必要で
その全ての合間合間に洗い物がブレスする様に入ってくる。
作業が進まない感がとてもしちゃいます。
だいたい釉薬の日は、丸一日釉薬です。
新しく作りたいものが出ちゃった日とかは
けっこう忍耐がいる日となります。
でも、窯詰めが終わってあとは焚くだけ!までこぎ着けると、
何とも言えない達成感があって
アトリエの帰りに、ちょっと何処かに寄り道したくなったり
友達に会いに行きたくなったり、
お疲れ一杯でもしちゃおうか!気分になったりします。
でもたいてい、ヘトヘトなので直帰しますけどね。
最近やってないけれど、
アトリエ帰りに一番グッと!くるのは、
梅の湯のジャグジーと壷風呂でしょうか。
そろそろ涼しくなってきて、銭湯帰りも心地よい気候
そろそろ梅の湯にでも行ってみようかしら。
と、思うこの頃です。
そして本焼きは日曜日・・・
by clay9lala
| 2011-10-12 20:37
| 陶芸のこと